飯舘村の桜 2014年4月末

 浜通りの南相馬市小高区はかなり暖かく,今回の訪問時には桜の季節は終わりを迎えていた.(残念ながら小高川沿いの桜の咲きっぷりを見ることはできず,これはまた来年のお楽しみということで) 逆に緯度は小高よりも南に位置する「夏井川千本桜」は今がまさに満開で見頃とのことで,桜前線は南から北に向けてきれいなグラデーションになっている訳ではないことが判る.

 東北道から小高に向かう途中の飯舘村で,自分が少し脇道にそれた範囲には,いわゆる「桜並木」の様な場所は見当たらず,ところどころにポツンという感じで桜があった. ソメイヨシノが一斉に花開く桜並木も素晴らしいが,山間にふわふわと見える桜(中にはもしかしたら桜では無いものも混ざっているかも.^^;)の美しさもなかなかで,しかし,自分の撮った写真ではその美しさが伝わらないのが残念だ. 何故いつも「こんなはずじゃなかった」写真になってしまうのであろうか.

 飯舘に普通に人々が暮らしていれば良いのだが,残念ながら全村避難を余儀なくされているために,除染作業をされている方を除くとパトロールしている方くらいしか見かけることが無い. 自分が車を降りて写真を撮っていると,やはりかなりいぶかしがられる様で,車が後ろからスーッと近づいてきてジロジロと見られる事が二度ほどあった. もちろん私は怪しい者ではないつもりなので,会釈を返すと安心される様なのだが,やはり人がいない場所なので空き巣などを警戒されているのだと思う.

 街道沿いの田んぼは,本来であれば今頃は田植えの準備時期だっただろうか. 今回は大々的に土を入れている様な感じで本格的な除染が始まった様だった.

さくらの月

4月初旬のソメイヨシノ

4月末の八重桜

 著作権法上,このサイトに載せる事は出来ないが,金子光晴という詩人の晩年の「さくらふぶき」という詩(詩集「若葉のうた」に収められている)が好きすぎて,毎年春になるとリー・フリードランダーの桜狩りと共に詩集のページをめくってみたりする.(合法ではないが全文載せているサイトもあるので,検索してみてください.)

 東京の桜は八重ももう終わり,はなびらの絨毯. 今回の福島行きで,夏井川千本桜を見そこねた事が悔やまれる. 来年こそは!

桑の剪定@南相馬市小高区

 今回は小高で桑の剪定を少しだけ手伝ってきました. 微妙に前かがみになる必要があるので,腰痛持ちの50男には少々ハードルが高かったです.(泣)しかも午前4時に東京を出発して6時間運転してそのまま作業突入だったので.(言い訳) 写真は午前の部が一段落した時の様子. 何故に桑の剪定?という件に関してはこちらのブログに少し載ってます.

 桑畑をお借りしました!

 自分は完全に素人なわけで,「はて,このくらいで切って良いのかな?」とか「なんだか,この若芽がもったいない様な」とか「おわっ毛虫!退治じゃ退治じゃ」などとやっていて,自分が一株剪定し終わる頃にはプロの方は五株は終わらせてました. ので,たいしたお手伝いにもならず・・・.orz

 しかし,畑の桑の木って,あぁなってたんですな.初めて見ました. そういえば,一緒に手伝った方が一本大きくなった木を指して「桑も普通に育つとこうなるんですか?」と農家の方に伺ったところ「いや,そりゃ柿です.」(笑)

 桑畑から道路を隔てた海の方はこの様な感じ. 「以前は海なんか見えなかったんだけどな」とは農家の方のお話し.

 その後,仮設住宅の自治会長さんのお話を少しだけ伺う機会があって,やはり深刻なのは孤独死(自死含む). 会長さんのところはいろいろと工夫していて,地主さんと相談のうえで仮設の中に公園を整備してしかもヤギがいるとか(?). それでも特に男性は,集う事がなかなか出来ず,一人引きこもってしまう方も中にはいらっしゃるとのこと. 「集う事ができずに引きこもってしまう」方の気持ちはなんとなく判るというか,まさにそれは「近い将来のオレ」だといつも感じていて,別に皆の事を嫌いでもなんでも無いんだけれど,集って何かを一緒にやる・・・ということが出来ない. 十年後くらいの自分に対して,今の自分は何かできることはないか?という問いかけなのだと,いつも思って話を聞いている.

 桑畑の奥の桜. 来月末の訪問が今から楽しみで仕方ない.

郵便を出しに出かける

 近くの郵便局まで郵便を出しに出かける. 歩いて往復20分〜30分くらいの距離で,まぁ片道1kmといったところ. 遠回りではないのだが,近所の川の土手に降りて,土手沿いを歩いて行くと,菜の花が咲いていた.

 今年はあまり桜を見た(撮った)記憶が無いのだけれど,春はなにも桜だけじゃないということか. ヘビがのんびりと川面を泳いでいたけれど,閲覧注意ということで載せない方向で.(笑)

 気が早いということでもないのかも知れないが,畑の上に鯉のぼりがたなびいていた.

たまには東京

 このまま月一の小高訪問記みたいなブログになってしまいそうな気がするけど,特にそうするつもりがあるわけでもなく,単純に撮っていないだけなのでした.

 久しぶりの雨の東京. 打ち合わせの後で,とぼとぼと恵比寿へ向かう.