南相馬市小高区の白鳥

 食事の後で,なんとはなしに雑談していたら,近くの沼に白鳥が飛来してきているという話になった. そういえば,白鳥は渡り鳥で,冬に飛来する事を思い出して,それは見たいなぁなどと考えていたら遠くの空に飛んでいるのが見えた. 普段近所の川で見ているコサギとは比較にならないほどのサイズで,これは見に行くしかなかろうということで,解散後に教えて頂いた道順に従って海の方に向かった.

 「本当にそこにいるかどうかわかんねぇよ(笑)」と言われたのだが,結果は写真の通り! なかなかのサイズの白鳥が多く群れて餌(たぶん草だろうか?)をついばんでいるところを見ることができた. 白鳥の鳴き声は不思議な趣があった.

 2012年に20km圏内の立ち入り制限が解除されてすぐに自分が訪れた時から,小高区の海岸沿いの様子はあまり変わっていない. 新しい電柱が少し立てられているくらいだと思う. もうじき3年が経とうとしているが,震災の被害からの復旧・復興も未だほとんど手を付けられていない状態と言って良いだろう. もちろんそれは原発事故の影響によるもので,まずは震災瓦礫を除去するということさえ難しいからにほかならない.

 同じ市内でも隣の原町やその先の鹿島では,街に活気も戻り,初めて訪れた時に比べれば開いている店も随分増えた様に思う. 街道を往来する車の台数も明らかに多くなっている. 月に一度程度訪問する(ここ半年は空いてしまった)自分から見れば,表面的にはもう普通の生活が戻ってきている様に見えると言っても良いのかも知れない.

 しかし小高では,ようやく南相馬市長より「平成28年4月に避難指示を解除し、住民の帰還を目指す」という目標が表明されたばかり. それすらあと2年も先の話だ. 

 別に隠すつもりは無かったのだが,どこを訪れたかに関してあまり具体的なことは書いていなかったと思う. 別に自分が訪問したからといって全く何も変わらないわけだし,それで良いと思っていたけれど,「なーんか,みんな私達のこと小高のこと忘れちゃってるんじゃないかって思うんだよねー.」という言葉を聞いて,少し具体的に書いてみようと考えた.

 今後,どのくらいの頻度で訪問できるかは判らないが,それでも訪問したらその時の事を少し,それから写真をブログにアップします.

雪景色 〜 飯舘村

 東北道側から南相馬市へ抜けるには,地元の方でも間違えるかもという裏道(があると聞いたことがある)を除けば,おそらくは飯舘村を通る一本道だけでは無いだろうか. その一本道はキッチリ車二台がすれ違える幅だけ雪かきされていて,車通りもかなり頻繁なので路肩に少しの間停車することも難しかった. 仕方ないので,脇道の入り口に停車させてもらって,雪景色の美しい飯舘村を少しだけ撮った.

 住むことが出来ない村なのだが,それでも重機を持ち込んだりして雪かきをされていらっしゃる方もお見かけした. 夕日に照らされる窓を見ると,普通に人が暮らしている様で,誰も住んでいないとは想像ができない,と同行した妻が言っていた.

 今回もまた,南相馬市小高区の小さな集まりに参加させて頂いた. 仕事をうまくコントロールできない自分のせいで半年ぶりの参加だったのだが,街も人々にも小さな変化がある様に思った. ただ,何かが自分の中で消化される訳ではなくて,ただ単に未消化のまま自分の中に抱え込んでおく.

 下の二枚は,最近譲っていただいたコンデジで妻が車中から撮ったもの. 「奥さんの写真の方がずっと良い」というコメントは無しの方向で.(笑)

雪の夜

 「え?何を撮ってるのかって?」

 「神の気配を撮ってんのさ」

 「これでもクリスチャンなもんでね」

雪中行軍の記録

 そんなわけで,2014年東京に降った二度目の大雪.深夜の雪中行軍の記録を残しておこうと思う. ちなみに一連の写真を撮ったM8はこの降雪の中,雪中行軍30分ほどでローバッテリとなり,近所の公園到着と同時に撮影不可となってしまった. ただ,スタート時にフル充電であったかというと,そこまででは無かった(が,バッテリマーク自体はフルだったけど・・・).

 今回の雪,降雪時には結局フィルムカメラを持ち出す事は無かった.(止んでから持ちだしてます) 以前は,平気で降ってる中持ちだして写真撮ってたんだから,早くあの境地まで戻りたいものだ. 少し長く離れてしまったなぁ・・・.

バスは動かず吉祥寺には行けず(笑)

 結局昨日はバスが動かず,吉祥寺には行けなかった. 昨日のブログにも載せた通りあの雪の中で深夜に運行してたバスが運休ということは,バスそのものではなく道路事情の方に問題があったのかも知れない.

 雪のたびに写真を撮って飽きないのか?と思われるかもしれないが,全く飽きない. ましてや観測史上云々といわれるような降雪だったわけで,それは深夜に近所の公園へ撮りに行くしかないだろう. 雪のおかげで,なかなか使い出せなかったフィルムカメラも少しずつ使えるようになってきた.(これは心の持ちようの問題なだけだけど)

 あとは,再び現像ができるようになれば良いのだけど.